ごあいさつ

「私って何がしたいの?何ができるの?」


私が介護の世界に入ったのは、約20年前、祖母二人の入院がきっかけでした。
食事の手助けと話し相手として、面会に行き、顔を見せ上げる程度でしたが、 全然苦にならず、むしろ居心地のいい時間を過ごしていました。
皆さんも聞かれた記憶があると思いますが、幼稚園の時でした、「みんなは将来何になりたいですか?」と私たち園児一人ひとりに先生が聞いてこられました。何と答えたのかは覚えていないのですが、私は、全く頭に思い浮かばず、小さいながらとても悩んだことを今でも覚えています。 中学・高校の卒業に当たり進路を決めなくてはいけない時も、自分が何がしたいのかわからず、とりあえず専門学校に行き、そして就職。 就職してからも、一緒に勤める友人が自分のやりたい事を見つけ退職、「私って何がしたいの?何ができるの?」と悩んでいた時に介護と言う仕事に出会うことができました。 その時は、企業に勤めていたので、お昼の休憩時間や仕事帰りに面会に行っていました。ある時、上司に理由をお話しすると、「少しぐらい休憩時間をオーバーしてもいいから行ってあげなさい」と、理解ある上司・職場にも恵まれました。

この仕事に巡り合えたのは、祖母のおかげ・・・

この仕事に巡り合えたのは、祖母のおかげであり、色々な方々と巡り合えたから。 そして、今があるのも色々な方々との出会いと経験をさせてもらえたからこそです。 どんなお仕事でも言えることかもしれませんが、特に、このお仕事は一生勉強。 50歳を過ぎ、思うように動けない自分を感じています。これは実際、50歳になってみないと分からに事でした。 高齢者の方々・介護を受ける方々・家族の方々やスタッフも含め色々な方々の気持ちを大切にし、いつも感謝の心を持ち続けたいと思います。

「あたりまえの生活をあたりまえに」「その方の過ごしてこられた人生の歴史を大切に」と色々な思いを抱き「タック目川・サービス付き高齢者向け住宅」を開設いたしました。

ご入居される方々と生活を共にするにあたり、地域の方々のご理解とご支援を頂き、これから地域に根付いた地域の中の施設として皆様と共に過ごしていきたいと思っております。

 

タック目川シニアハウス概観
タック目川シニアハウス間取り
タック目川シニアハウスサービス

タック目川シニアハウス概観
タック目川シニアハウス間取り
タック目川シニアハウスサービス